メガネフレーム〝ポジション別〟の法則

前略

私(店主)のブログは見え方の大切さや、目の検査、眼鏡レンズ方面の切り口が多かったので、今回は当店が大切にするもう一つの側面、「眼鏡とお洒落」の切り口で記したいと思います。

        

野球観戦やサッカー観戦が趣味の一つですのでそれを少し交えて記していきます。

     
例えばサッカー選手にはFW(フォワード)やMF(ミッドフィールダー)、DF(ディフェンダー)のようにポジションがありますよね。
今回はそのメガネフレーム版とお考え下さい。

「メガネは直感で購入すればいいでしょ!」
という方は今回の内容は退屈かもしれません。

「次、どんなメガネにしようか迷っている…」
という方にとっては参考にして頂いて良いかと思います。

お付き合い下さい。

    

      

18年のキャリア(眼鏡学校+眼鏡店勤務)と独断(?)で分けさせて頂くとすると、大まかに「シーン別」のメガネフレームのポジションは5つ!

         

1.冠婚葬祭などの完全な正装用フレーム

2.固いお仕事でも決して失礼のないフレーム

3.オンでもオフでも使える万能型フレーム

4.完全OFFスタイルを少しONによせたお洒落フレーム

5.カジュアルに振り切った上級者フレーム

     

段階別に分けるとこんな感じでしょう。

今ある当店のフレームたちで表現すると以下です。

 1.冠婚葬祭などの完全な正装用フレーム  

2.固いお仕事でも決して失礼のないフレーム

3.オンでもオフでも使える万能型フレーム


4.完全OFFスタイルを少しONによせたお洒落フレーム

5.カジュアルに振り切った上級者フレーム

これをサッカーのポジション目線でもうちょっと砕いていきます!

守りなのか攻めなのか…という切り口で(そしてやさしい目で)見て下さい。

サッカーに全く興味のない方はこの段落は無視して下さいね(笑)

     

1.ゴールキーパー
例)楢崎 川島

2.ディフェンダー
例)井原 吉田

3. ボランチ
例)遠藤 長谷部

4.オフェンシブハーフ
例)中田英 本田圭

5.フォーワード
例)三浦カズ 大迫

何となくイメージが湧いてきた方がいらっしゃれば嬉しいです♪
新旧で二人ずつを有名な選手を独断で選抜しました。

1→2→3→4→5
となるにつれ、攻撃的要素(カジュアル要素)が強くなるとお考え下さい。

       

大事なのはここから!

以下のフレームの三要素に注目です!!

*素材がメタルかプラスチックか
メタル:1←----3----→5:プラスチック

*縦幅が短いか長いか
短い:1←-----3-----→5:長い

*形が四角型か丸型か
四角型:1←-----3-----→5:丸型

この三要素を意識することによって、世の中の眼鏡フレームは1~5に分類できるはずです!
さてご自身の今、お持ちのメガネはどの辺に位置しますか?

      

       

例えば「素材がプラスチックで、縦幅が長く、丸型」であればMAXで5のカジュアルにふりきったフレームになります☟

       

また「素材がメタル、縦幅は短く、シャープな四角型」はMAXで1の正装向きのフレームとなりますね☟

     

私はいざお客様と会話する中で今回の眼鏡をお使いになりたいシーン(TPO)や、今回の眼鏡に期待することをまず第一にお聞きし、1~5のポジションを意識します。

これを基本にしてお客様個々の

・パーソナルカラー(似合うカラー)

・サイズ感

・今までお持ちの眼鏡(現在使われている眼鏡)

を最終的に考慮して新調されるフレームをピックアップしていきます。

お察しの通りこれはとても楽しい時間となります♪

      

         

最近、よくファッション誌で顔型が出ていて「あなたにおすすめの眼鏡の形はコレ」的な記事を見受けます。

顔型は美容整形でもしない限り、一生変わることはありませんので
「あなたに似合うフレームの形はこれ1型です」
ということなのでしょうか?

どうも違和感を感じざるを得ません。

         

例えば靴においてはドレスシューズからパンプス、スニーカーなどがあります。
洋服においてもジャケット、襟付きシャツ、カットソー、Tシャツなどがあるわけで。

これらはさっきから度々でてくるキーワードの「シーン別(TPO)」に応じて使い分けている方がほとんどではないでしょうか?

     

ではメガネは?

これが今回の「ポジション別」フレームの必要性です。

ここでご対応させて頂く中で、少なからず耳にするお客様の声が
「私はメガネ自体、似合わない」
「私はこの形しか似合わない」
的な発言です。

       

しかし、そうおっしゃる90%以上のお客様が


[似合う=見慣れている]


悪しきの法則に陥っています、、、

        

では、どうすればかわいく、またかっこよく、オシャレに眼鏡を掛けこなすことができるのか?

そのために私たち眼鏡屋がいます。

メガネを愛してやまない人(眼鏡屋)のアドバイスは聞ておいて損はありません。
何百本とかけた経験がありますからね。
もちろん失敗もありました(笑)

でも、どうしたら
「メガネを愛してやまない人(眼鏡屋)」かどうか分かるのか?

      
ズバリ、話してみてるのが一番ですね。

最近ではブログやインスタグラムで「メガネ情報」発信している眼鏡屋さんやスタッフさんも多いと思いますので「メガネ〝愛〟情報」を仕入れてから、その眼鏡屋さんに行かれるのも良いかもしれません。

            

お話しを今回のお題でもある「メガネフレーム〝ポジション別〟の法則」に戻します。
私はこのポジションを基本にして、先にも記した


・パーソナルカラー(似合うカラー)
・サイズ感
・今まで所有された眼鏡


を考慮して次なる候補をお選びします。

眼鏡選びを迷っていらっしゃる方や、今まで掛けていたのと違った眼鏡を掛けてみたい方にはその〝答え〟まで導くことができるかもしれません。

      

眼鏡のポジションを意識し、素敵な1本に辿り着きましょう!

草々

店主 水谷

名古屋市千種区春岡通6-7
眼鏡店ミルヒト

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