おばさんに見えないメガネ下さい

前略

      

こんにちは、水谷妻です。

今日はまず私のメガネ人生についてお話ししたいと思います。

    

高校1年生の頃にメガネをかけ始めた私。
クラスの後ろの方の席でも黒板がよく見えるようになって喜んだ記憶があります。

     

その頃の私にとってメガネは『道具』、

取り合えず流行っていた黒縁のプラスチックフレームを選びましたが、制服には合うでしょうが私服だとただのメガネっ子というスタイルでした。

    

そんなこんなで高校3年生の頃にコンタクトレンズを買ってもらえた時は嬉しかった記憶があります。

メガネを外してコンタクトをする=オシャレをする 

そんな感覚でした。

     

大学時代はコンタクトメイン、卒業してOLになった当初もほとんどコンタクトでした。

    

ところが…、社会に出てパソコンの時間が長くなって不便が生じ始めました。

いわゆるドライアイってやつですね。

パソコンの画面を集中して見ているからでしょう。
瞬きの回数が減り、特に夕方になるとコンタクトレンズが瞼の裏にくっつく感覚さえありました。

目薬をさしてはみるもののその場しのぎ。

試しにメガネをかけてパソコン仕事をしてみると…

     

めちゃくちゃ楽!!!!!でした。

     

ストレスゼロ。

メガネという物質が顔に乗ることに慣れれば、目への負担は全く感じませんでした。

        

    

たーだーし、

    

その頃の私にはメガネでお洒落をする感覚はなかったので、例えばアフターファイブに出掛けるとなればコンタクト装着です!

学生時代同様、社会人になりたての私にとってもやはりメガネは『道具』だったのです。

      

      

    

そんな折、メガネ好きの男性と出会い、オシャレなメガネの深い世界を知って今に至る訳ですが…

    

もしもその出会いがなければ、私も今頃メガネ屋さんに行ったらタイトルのような注文をしていたでしょう。

       

すなわち、メガネは視界を良好にする為の道具。
コンタクトをするのが理想だけど仕事上や目の健康上の理由でやむを得ずかけなければいけない。

で、コンタクトなら人から気付かれないけど、メガネをかけると目が悪いことがバレバレ。

ましてやある程度の歳になってからかけ始めたりしたら「歳を取って目が悪くなりました。」「私はとうとう老眼になってしまいました!」って言ってるようなもの。

歳をごまかせるような変身道具とまではいかないまでも、せめて「おばさん(おじさん)に見えないメガネ」が欲しいと思われるお気持ちはよく分かります。

ただでさえ見え方に不自由が生じて落ち込んでいるのに、さらに周りからの見られ方にまでストレスを感じるのは避けたいものです。

       

     

そんな訳で以前、こちらのブログ内で【目立たないメガネ下さい】というタイトルで若見えするメガネについて書かせて頂きました。

       

     

いかがでしょうか。

     

おばさんに見えるどころか、顔にある『歳を感じさせるもの(シミ、シワ)』から目を逸らせ、目の周りのそれを全部隠してくれるのがメガネなのです。

     

     

         

そこで大切なのがそのデザイン、色、形。

       

残念ながら、まだまだ「おばさん(おじさん)に見えるメガネ」「おばさん(おじさん)がよくかけるメガネ」を選んでしまっている ―THE OBASAN― ―THE OJISAN―がいらっしゃいます。

とても高そうなメガネです。

もちろん、それを意図しているのよ!おばさんめがねが欲しかった!!
ということであればいいのですが、人からどう見られているのか分からないまま選んでいるとしたら残念な話ではないでしょうか。

          

  

        

        

     

では、どんなメガネがおばさんに見えないのか。

上記のブログ内でメガネは目立たせた方が良いとは記していますが、デザイン、色、形については言及していません。

     

実はこれには答えがないのです。

   

なぜなら、人それぞれ顔の大きさ、髪の色、骨格、体格、ファッションスタイル、メガネの使用シーン、全てが異なります。

その為、こういうメガネがいいですよとは一概に言えません。

慣れたメガネ屋さんはお客様が入り口を入って来られた瞬間にそれらを察知し、「この方にはこういうメガネをお勧めしよう」と頭に描いています。
(使用シーンはひとまず置いておいて)

その方を素敵に見せるメガネが頭に思い浮かぶのです。少なくとも、その方がより老けて見えるメガネは絶対にお勧めしません。

     

具体例を挙げると、隠したい目の周りのシワやシミがあるとして、その大きさや位置は人それぞれですよね。

それを隠してくれるフレームの形や太さも当然かける方によって異なります。

またお肌の色をキレイに見せるフレームの色も、お一人お一人の元々のお肌の色や好きなお洋服の色とのバランスで違ってくるのです。

『おばさんメガネの法則』は実はいくつか存在するのですが、逆に『おばさんに見えないメガネの法則』は人それぞれということです。

    

     

   

            

ここまで書いてお分かり頂けるでしょうか。

   

おばさんに見えないメガネが欲しい方は、メガネを自分で選んではいけません。

    

それまで「メガネ=おばさん」と思ってらっしゃった方は、きっと次に選ぶメガネもおばさんメガネです。

よっぽどメガネ好きの方以外、人生においてメガネを選ぶ機会はそれほどないはず。

お洋服とは違いますよね。

私がそうであったように、メガネ選びには慣れていない方がほとんどだと思います。

メガネを変えて心機一転!と意気込んでも選び方が分からず、元のメガネと似たものに安心感を覚え、結局そこに落ち着いてしまうのが大抵のパターン。
新しい形や素材、色にチャレンジするといった冒険はなかなかできないものです。

       

流行はもちろん、似合うメガネ選びの本質を理解し実践するのは至難の業、ここは素直にプロ=信頼のおけるメガネ屋に任せるのが得策です。

お勧めされたメガネの中から最終的な1本を決断するのはもちろんご自身で構いませんが、まずは「これは似合わなそう」と思ったメガネでも勧められたら一度かけてみて下さい。

きっと新たな発見があるはずです。

     

    

メガネはお顔の前にくるもの。

お相手に第一印象を与えるとても存在感のあるものです。

だからこそ、より素敵に、より若く見えるメガネ選びは大切です。

かけるだけでそうなれる、気分の上がるメガネを是非手に入れてみませんか。

     

 

      

追伸.数えたら、このブログ内で「おばさん」と13回連呼していました。失礼致しました。いつの日か姪っ子甥っ子に「おばさん」と呼ばれて涙する日がくるのではと思い悩む今日この頃です(泣)

     

草々

水谷(妻)

名古屋市千種区春岡通6-7
眼鏡店 ミルヒト

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