遠近両用も万能ではない?!

前略

初めまして、店主の妻です。

お陰様でお店がオープンしてはや半年が経とうとしています。

そうなると私の業界歴も半年、すなわち、それまで全く違う業界におりましたのでこの業界では新人です。

これまでこの『前略ミルヒトより』をお読み頂いたメガネの知識の深い皆様には大変申し訳ないのですが、私のブログでは素人目線のメガネ話をさせて頂きたいと思います。

さて、タイトルに戻りますが、

メガネユーザー歴は25年以上、確かにメガネは好きでしたが、大した知識のない私がこの半年間主人の接客を目の当たりにして初めて知った数々のメガネの常識。(まだまだ知らないことだらけでしょうが・・・)

その中で、「えーーーーーっ!?!?」と思ったことの1つがこれ、

『遠近両用メガネで全てが事足りると思うな』です。

もちろんこれはかけて頂く方の年齢やお仕事、生活環境で変わりますが、特にお手元作業の辛さの度合いが増してきたお客様に対して注意してご説明させて頂いている内容です。

それまで私は、遠近両用レンズを用いれば遠くも近くも見えて万能、一粒で二度おいしいと思っていました。

年齢を重ねるとともにスマホの画面が見づらくなったり、読書がつらくなったり。

仕事の際に書類の文字が見にくくなったり、パソコンの画面もメガネをはずした方が楽に見えたり。

そんな時、遠近両用のメガネを1つ買えばオール解決!

だと思っていました。

しかし実際は、読書やスマホゲームなどで『お手元の作業に長時間集中する』場合、遠近両用のメガネは向いていないのです。

ではどうして世の中である程度のご年齢以上の方々にこれ程までに遠近両用のメガネが必要とされているか。

それは、一般的に生活の中で『手元の作業に長時間集中する』時間よりも遠近両用のメガネが活躍する時間や状況の方が多く、それを必要としている人たちが沢山いらっしゃるからなのです。

【遠近両用メガネが活躍するシーン例】

・お食事

・お仕事や家事の最中の、携帯電話(スマホ)のメールやLINEチェック

・レストランでメニューを見る

・スーパーやお店で値札や成分表などを見る

・本屋さんやコンビニで雑誌の立ち読み

・外出先でのスマホ、タブレットでの調べもの、地図チェック

いかがでしょうか?

思い当たるシチュエーションはありましたか?

恐らく「最近、近くが見えなくなってきたな~」とお感じになった瞬間というのは、この中のいずれかが当てはまるのではないでしょうか。

こういったシーンは日常生活の中で非常に多く、その都度不都合を感じてらっしゃる方にとっては、それが解決されることが快適な視生活へと繋がる鍵になるはずです。

その快適な視生活を求められている方々にとって、遠近両用のメガネは強い味方なのです。

ただし、お仕事などで『長時間お手元の作業に集中』しなければならない皆様(裁縫、執筆、眼鏡職人さん(笑)等)にとってはこの限りではありません。

この方たちにとってはお手元専用のメガネが必要になります。

これが、タイトルの『遠近両用も万能ではない』所以なのです。

メガネを使うシーンや状況、お仕事の種類や生活のリズムは人それぞれ違います。

皆さんはメガネを作る際にそれらをきちんと問診して頂いていますか?

しっかりした眼鏡屋は、メガネフレームを選んだり視界に関するお悩みをお聞きする際の色々なご質問やお話を通して、その方に最適なレンズを頭の中でチョイスしています。

たくさんの情報交換をするからこそ、お一人お一人に合った、オシャレなだけではない、究極の一本が完成するのです。

作ってはみたものの使えていないメガネが家に眠っているという方、是非それをお持ち頂き色々なお話をお聞かせください。

オシャレで快適な究極のメガネを作りませんか?

草々

水谷(妻)

名古屋市千種区春岡通6-7
眼鏡店 ミルヒト

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